2010年1月8日金曜日

リサイクル食器が創るエコライフ・エコビジネスフォーラムを開催しました。

 文部科学省都市エリア産学官連携促進事業の一貫として(財)岐阜県研究開発財団などの主催で「食器リサイクルが創るエコライフ・エコビジネスフォーラム」を12月17日に開催しました。場所は岐阜県土岐市のセラトピア土岐、約120人という多くの方に参加いただきました。
 プログラムは、都市エリア事業課題の「環境調和型セラミックス産業の創出」の事業報告につづき、経済産業省中部経済産業局・資源エネルギー環境課長さんの「低炭素社会実現に向けた課題」と題した特別講演、基調講演はエコデザインの第一人者の東京造形大学教授益田文和氏からは「エコデザインの開発」についてお話をいただきました。環境価値を加えたデザインの話はたいへん新鮮なものでした。
 次に「環境調和型社会における陶磁器ビジネスを展望する」と題したパネルディスカッション。パネリストには、多治見市の古川市長、グッドデザイン賞審査員の山村真一氏、廃食器の回収活動をすすめ、ごみジャーナリストとしても活躍する多摩市の江尻京子氏、RE-食器の普及に努める産地企業の竹内幸太郎氏、廃食器を粉砕して資源化する地元企業の宮地伸明氏、陶磁器のリサイクル技術を研究する県セラミックス研究所長および土岐市陶磁器研究所の研究員の計6氏でした。益田教授にもコメンテーターとして参加いただき、コーディネーターは事務局の長谷川が務めました。環境の世紀にふさわしい食器スタイルとエコビジネスの推進について有意義なフォーラムであったと考えます。

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