2012年8月30日木曜日

食器リサイクルフォーラム2012_多摩

8月最後の土・日曜日(26日—27日)、東京田尾多摩市にある通称“エコにこセンター”で食器リサイクルフォーラムが開催されました。 一部になりますが、その様子を写真にてご紹介します。

センターの入り口をはいるといきなり下の写真の「ガッ・シャン」があります。
実はこれ、エコにこセンターが発行した「おちゃわん われちゃった!」と題した食器リサイクルを理解してもらうための子供向けの解説書の1ページめ。もちろん各ページに大人向けのコメントが入り、子どもと一緒に楽しめる冊子になっています。
解説書(冊子)の全ページがパネル展示され、その前にはリサイクル食器の実物や原料となる不要食器の粉砕物と土サンプルなどが展示されていました。順次足を運んで行くと、わかりやすく楽しく食器リサイクルプロセスが理解できます。↓写真



26日の13時からは情報交流会が催されました。

センター長の江尻所長をコーディネーターに、ゲストは食器の粉砕(原料化)をおこなう神明リフラックス㈱の宮地社長とグリーンライフ21PJ.世話人の長谷川。宮地社長からは、回収された食器が再び“Re-食器”としてよみがえる流れを画像により解説し、長谷川からは、食器リサイクルのこれからの課題として再生材の高配合化(50%配合)とその素地に合う釉薬の多様化、そして回収する人が小さくてもビジネスとして成り立つ仕組みづくりの提案を行いました。


その後は意見交換会、廃掃法との兼ね合い、回収食器の運送費とコスト、地域でまとまった効率的運搬、Re-食器の活用と市場形成などなどが議論され、充実した意見交換会になりました。↓写真


展示コーナーでは、センター入り口で堂々たる存在感を示す猫の“タマ”?の横に飾られた“お花”の数々(写真では一つですが)。センターのリサイクル講座でつくられた花瓶に季節の花が生けられていました。一足早い秋の空気が感じられました。



↓写真は多摩地域で活躍する陶芸家によるリサイクル陶土をつかった作品展。大皿、ボール、深皿などが上品なデザインで仕上がり、エコロジー感もたっぷりの器たちでした。


↓写真は、夏休みの宿題を兼ねて?、陶ビーズ(もうひとつ下の写真)をあしらいながら木くずがリサイクルされた粘土でつくる「小物入れ制作」教室(定員15人:フォーラム2日め)。写真は、センター所長の江尻さんが一生懸命に小物入れの作り方を4組の親子に伝授されていました。

↓写真、木くず粘土でつくる小物入れにあしらう陶ビーズ。いろんな種類が用意されていました。


↓写真:親子の楽しさに誘われ自身(長谷川)がつくった陶ビーズ作品。使いみちは?これから考えようと思っています。



エコにこセンター(多摩ニュータウン環境組合リサイクルセンター)


http://www.tama-seisokojo.or.jp/center_top.html


2012年8月17日金曜日

食器リサイクルフォーラム2012_多摩

“エコにこセンター”こと、多摩ニュータウン環境組合リサイクルセンターで「食器リサイクルフォーラム」が開催されます。

主催は“エコにこセンター”で、“食器リサイクル全国ネットワーク”と“グリーンライフ21・プロジェクト”が協力しています。

開催日時は8月25日(土)・26日(日)の二日間。25日は、13時~16時開催で、リサイクル陶土を使った作品展やリサイクルの花瓶に生けた「お花」の展示、そして13時からは「教えて!回収した食器のゆくえ」と「食器リサイクルを進めるために」と題した情報交流会が開催されます。ゲストはGL21プロジェクトの宮地と長谷川が務め、コーディネーターはエコにこセンター長の江尻京子さんです。はたしてどんな話になるか、出入り自由、事前申し込み不要の気軽な交流会です。ぜひご参加ください。

26日は、先述の展示のほか、「陶ピースを使った小物入れづくり」と「転写シールによるマイ皿づくり」が行われます。いずれも要事前申し込みで、陶ピースは先着15人でマイ皿は20人です。若干の費用が必要です。詳しくは、エコにこセンター☎042-374-6210にお問い合わせください。

場所は、両日とも多摩市唐木田2-1-1のエコにこセンターです。
多数のご参加をお待ちしています。
エコにこセンターHP
http://www.tama-seisokojo.or.jp/center_top.html

※上写真:昨年のフォーラムで展示されたリサイクル陶土を使った作品展(一部)