2012年10月26日金曜日

Re-食器の販売と不要食器の回収 ― NPO法人エコメッセ(東京)

東京をステージに、自然との共生や循環型社会をテーマに活動する“環境まちづくりNPOエコメッセ”。エコメッセは不要になった衣類や雑貨などの寄付により、その売上げから環境活動の資金を組み立てるリユースショップを数多く展開していますが、いくつかのショップでは不要食器の回収や再生されたRe-食器の販売を行っています。

エコメッセ学芸大学店
目黒のエコメッセ学芸大学店では9周年イベントにてRe-食器が販売されます。販売されるRe-食器は下記の4アイテムです。23区内では数少ないRe-食器の売場、ぜひ不要食器を原料に再生されたRe-食器の触感をご自身の手でお確かめください。
期間は、1031日~112
場所は、東京都目黒区碑文谷6-1-19 学芸大学店  ☎03-3791-7915

Re-食器|Oliva
Re-食器|太古備前

Re-食器|Pokela

Re-食器|手引き潮彩

Re-食器の取扱店としては、エコメッセ世田谷目黒の中では学芸大学店千歳船橋店三軒茶屋店3店が予定されています。また今後不要食器の回収も予定されています。

お問合わせ先:学芸大学店 ☎&FAX 03-3791-7915
NPOエコメッセのホームページは、http://ecomesse.jp/
学芸大学店→ http://ecomesse.jp/shop-info/gakugeidaigaku



他に、西東京の田無店でも廃食器の回収とRe食器の販売を行っています。
お問合せ先:西東京市田無町6-16-16 ☎042-451-0228

「お茶わんリサイクルツアー in多治見」(529日・30)の様子はこちら↓
http://ecomesse.jp/shop-info/tanashi

お茶わんのリサイクル工程がよく理解できます。

 

2012年10月24日水曜日

無印良品 くらしの良品研究所|陶磁器リサイクル

無印良品のラボ、くらしの良品研究所のコラムに“陶磁器リサイクル”が紹介されました。そこに寄せられたコメントでは、我々が10年以上も取り組んでいるにもかかわらず、「陶磁器がリサイクルできるなんて・・」、「知らなかった・・」などなどの書き込み。でも、反応は良好、「興味深い」「すごくいい試み」「発展してほしい」など、“我々の元気につながる”多くの素晴らしい励ましをいただきました。
また1000人を超える人たちから「いいね!」のアップ。
くらしの良品研究所のコラムで本当に多くの人たちに「陶磁器リサイクル」を知っていただけました。感謝です。
一度コラムをみてみてください。
 
このコラムで本当にありがたいと思ったのは、“この取り組みが日本の伝統技術の分野で行われ、地域の産業の再生として取り組まれていることに、これからの時代の「あるべき姿」を感じずにはいられません”というコメント・・・・伝統的地場産地、中小の小規模企業であってもこれからの世紀に「環境・サスティナブル」は抜きにできない大きな課題、ここに我々の活動の意義を見出していただいたことは大きなよろこびです。
 
写真は、昨年度に試作した再生材50%配合のRe-食器「MINORe」。
 

MINOReは、11月16日からナゴヤドームで開催される「ドームやきものワールド」で初めて販売されます。小田陶器のブースです。GL21も参加します。

http://www.dome-yakimono.com/index.html

会場では、不用食器の回収もあります。ぜひご利用ください。

http://www.dome-yakimono.com/kikaku2.html

 
 

土岐織部ライオンズクラブ_不用食器で復興支援

10月20日(土)の9時30分から11時まで、恒例になった年1回の“土岐織部ライオンズクラブ”主催による不用食器の回収がありました。場所は土岐市役所前の駐車場。ブルーシートがひきつめられた会場はスタート早々から土岐市民の不用食器が持ち込まれ、土岐市生活学校の協力(協賛)のもとに分別や整理がおこなわれました。【後援:土岐市】
今回の回収活動は、復興支援としての役割も担いました。弘前東奥ライオンズクラブをはじめ、東北の6ライオンズクラブで復興支援チャリティーバザールが11月に開催されるのにあわせ、そこでのリユース販売品をこの回収で集めました。売上金はお米に代えられ、仮設住宅の皆さんにとどけられます。土岐織部LCに協力依頼がありました。
土岐織部ライオンズクラブと土岐市生活学校の皆さんがいっぱいに広げられた不用食器の中から良質な食器をチャリティーバザールのためにより分けました。不用食器を会場に持参することが復興支援に繋がる・・・よい試みだと思います。
 
今回の回収では、より分けたバザール用のリユース食器を除き、約1tがリサイクルにまわされました。
懐かしい「MADE IN JAPAN」の文字、高度成長期 ー 美濃焼も発展をとげていた時代の裏印でしょうか。
ブルダ―ニューブ(Blue Danube)、ご存知でしょうか。日本古来の染付技法によって「ブルーオニオン」を造る信念のもと、美濃陶磁器伝統の技術を駆使して50年前に創りだされた陶磁器ブランドです。土岐市のメーカーによるこだわりの中で50年間デザインを変えずに生産されてきました。手間と熟練が必要な転写紙技術も含め、経済効率優先の中にあってもこれら美濃の製品や技術が途絶えることなく継承されていってほしいと思います。今回収ではブルダ―ニューブのお皿が多く出され、復興支援にまわりました。
共催:グリーンライフ21・プロジェクト

2012年10月8日月曜日

松本市波田+白馬村の不用食器回収

掲載が遅れてしまいましたが、9月8日から9日にかけて松本市波田で行われた不用食器の回収活動について報告します。波田の回収は今年で6年目、今回は松本市の他地域の市民も応援に駆けつけて賑やかな取り組みとなりました。
さらに今回は、白馬村でもはじめて取り組まれ、9日の夕方には村のトラックで波田地区の回収現場にもちこまれました。
以下、写真でその様子をご紹介します。
今回は、GL21PJ.で50%配合の製品化を進んでいるため、白いものと黒いものを分別して回収されました。黒いものが多量にリサイクル食器に混入すると再生される食器も黒くなるためです。でも黒ぽい食器はリサイクルしないわけではなく、将来的には食器外用途や色がついてもよい製品に活用することが考えられます。いまはGL21ではどちらもリサイクル食器などに使っています。
回収会場ではリユースコーナーも設けられ、来場者にカンパ金にて再利用を促しました。リサイクルの前にリユースの取り組みです。このリユースコーナーでは上の写真にみられるように、木箱入りの九谷焼の食器もありました。木箱には◎万円の値札もついていました。立派な食器であっても、暮らしになじまなかったり、置き場所に困ったり、いろいろな事情があるものだと感じました。
会場では、GL21のスタッフ(作り手)との焼き物談議もはずみました。焼き物づくりの技法や時代背景、そして骨董価値?等、話はつきなく、周囲は賑やかな声や笑い声が・・・・これも食器回収の魅力でしょうか。
回収物のなかにはこんな食器も。昨年の震災で大きな打撃を受けた大堀相馬焼の二重構造になった焼き物。黒い貫入が特徴で、そうお目にかかれるものではありません。少しごてごてした焼き物ながらも、相馬の風土と土の温かみが感じられる食器です。そうそうにリユースされました。
夕刻には、両日に波田で回収された不用食器に白馬村で回収された食器が加わり、フレコンバックに入れられ順次美濃焼行きの10トントラックに積み込まれました。集まった量は約6トン、1バック400kgの回収品が収められた計算になります。
長野県はこうした不用食器の回収活動が盛り上がりをみせていて、今後ますます取り組む地域が増えそうな様相です。
食器リサイクルを通じた地域のエコ配慮とエコライフの醸成に大きく期待です。

静岡市“初”|不用食器の回収・リサイクル

今年の2月第10回SOHOしずおかビジネスプランコンテスト最終審査会で奨励賞と特別賞を受賞し、3月から少しずつ活動を開始し、ミライエ呉服町においてエコ食器の展示、陶芸クラブに再生陶土、飲食店や学校給食にエコ食器導入を勧めるなど活動を広げてきた葵区の「エコなうつわさん」。
今度、静岡市では初めてとなる不用食器の回収とリサイクル食器の展示・販売を地元の市民団体の“プラムフィールドと連携して開催されます。
日程は10月17日~11月8日で、場所は静岡市葵区安東1-2-3のプラムフィールド

 
ぜひこの機会に、静岡市初となる不用食器回収への多くの方のご参加と、あわせてリサイクル食器=Re-食器の良さをご確認いただきたく思います。
「エコなうつわやさん」こと、増田さんの頑張りにエールを送ります。
ブログ  http://eco50.eshizuoka.jp/e938503.html