2013年11月13日水曜日

地球のかけらプロジェクト_なごや環境大学 共育講座


1110日(日)、「なごや環境大学」共育講座“やきもののリユース、リサイクル~見つけて、育てて、命を吹きこんで~”を開催しました。企画運営はグリーンライフ21の活動をベースに立ち上げた新プロジェクトの「地球のかけらPJ.」によるもの。場所は、多治見市の市の倉にある工房の住吉窯で行いました。

多治見市市の倉の「住吉窯」
工房の周りはもうすぐ紅葉です。
 講座は、不要になったり、壊れたりした食器に手を加えて再び価値ある焼き物に蘇らせ、再び暮らしに活きる焼き物に仕立て上げようとするもの。第3回となる今回の講座では、「まだ使える焼き物をもっと楽しく・面白く」をテーマに、壊れた食器の「金継ぎ」と食器のかけらを使った「アクセサリーづくり」に挑戦しました。
 
 「金継ぎ」は通常ウルシを使うのですが、今回はカブレ症状がなく塗膜や性能がウルシと変わらない樹脂塗料を用い、二つに割れた食器や欠けた食器の補修を行いました。参加した皆さんは大切使っていた食器を持参し、その欠けや割れを繕ったり、自分がつくった作品の欠点等を金継ぎで補ったりして熱心に取り組んでいました。
 
欠けた器の補修、真剣な表情が印象的でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 「アクセサリーづくり」では、沢山の「食器のかけら」の中から好みの「かけら」を見つけ出し、多様な色やカタチをしたガラス玉やピン等と組み合わせたネックレスの制作や、好みの「かけら」にクレヨンやカラー転写紙によって絵付けを行うブローチの制作に挑戦しました。いずれも、みなさんの創意工夫が発揮され、楽しく充実感ある講座になったように感じています。

たくさんの食器のかけら=地球のかけらとガラス玉など
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

陶磁器専用のクレヨンや転写紙で
彩られた食器のかけら
かけらを使ったアクセサリー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 次回は、1130日(土)には使用済み食器をリサイクルした陶土による陶芸教室を行います。お申し込みは当HPCONTACTページhttp://www.gl21.org/contact.htmlをご利用下さい。


2013年11月9日土曜日

ものづくり 岐阜テクノフェア2013に出展しました


多治見市のセラミックパークMINOで開催された「ものづくり岐阜テクノフェア2013」に(一社)グリーンライフ21として出展しました。11月1日(金)ー2日(土)。
同フェアは、異業種交流や産学官連携などの新たなネットワークづくりとビジネス構築を目的などに2年に1回県内各地を巡回するかたちで開催され、2日間で2万人の来場者を見込んでいます。
グリーンライフ21はほぼ毎回出展し、フェアーを通じて県内出展者や県、市などの関係機関と接触し、その後の情報交流や開発活動につなげています。

今回は、現在開発中のRe50商品(再生材50%配合再生食器)3種と学校給食用強化磁器食器、業務用食器、そしてリサイクルに至るプロセスを紹介する使用済み食器の粉砕物やRe陶土などを出品しました。

今回のフェアでは、野菜などの食品の使わない部分や残りで布地を染色(のこり染め)し、タオルやバッグやキッチン雑貨などの商品をつくる大垣市の生産者と接触でき、今後 展示会などで環境に配慮したライフスタイル提案を協力してやっていこうという話し合いができました。コンセプトの一致です。

展示会の様子を写真でご紹介します。



会場内は予想以上の来場者でした。
GL21ブース、関心のある来場者に対応する
山津製陶の高橋さん。
地元の公設試験研究機関でもRE50商品やその物性などが
紹介されてました。産官の連携です。