2014年2月27日木曜日

環境フェア2014_多治見市


多治見市内で活動する環境市民団体などが中心となって、多治見市の環境について考える「環境フェア2014」が223日(日)に開催されました。

場所はJR多治見駅に近い“まなびパークたじみ”。今回のテーマは、「あんしんあんぜんエコのまち多治見~気づこう・取り組もう・広げよう~」でした。展示コーナーをはじめ、体験コーナーやスタンプラリー等の楽しい催しもあり、GL21プロジェクトは展示コーナーに出品しました。再生材50%配合の「Re-食器」をはじめ、陶磁器リサイクルを紹介するパネルや原料サンプルを出品しました。【写真】
 
 また、来場者に「陶磁器リサイクル」についてアンケート調査を実施しました。多治見市が平成244月から不要な陶磁器食器の行政回収をスタートさせてほぼ2年、市民の陶磁器リサイクルに対する意識を探ることを目的としたものです。

結果は、85人の人から回答があり、多治見市が行う陶磁器食器の回収及びリサイクル活動を「知っている」と答えた人は全体の約7割にのぼりましたが、実際の利用率は三分の一にとどまりました。「知らない」と答えた人は約2割でした。これらの数値を昨年の数値(同アンケートを同会場で行った調査結果)と比較すると、認知度、利用率ともに変わっていなく、「陶磁器リサイクルの普及が進んでいない」ともいえる結果でした。GL21内部で対応策を真剣にディスカッションする必要があるようです。

アンケートではリサイクル食器(Re-食器)の「購入意識」についても調査しました。結果は、昨年同様に「環境配慮の商品を優先」と答えた人は約1割で、「価格やデザインがよくなければ購入しない」という人が約9割を占めました。リサイクルを単に「売り」にするのではなく、「食器の魅力づくり」がリサイクル食器の普及のキーポイントとなりそうです。